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ビンテージのおろし器 Acme Safety Grater

2014年11月30日 12:04

AcmeGrater_200.jpg

これって焼き網でもハエたたきでもないんですヨ。サイズは14x23 センチで、私も最初に見つけたときは 「おっ、ちょうどよいサイズの焼き網!」 とすぐにご購入。このビンテージもののグレーター、今でも使っている人はいるんだろうかと思いますが、アメリカ人はこれでチーズやポテトをおろしてハッシュドポテトやじゃがいものパンケーキなんかを作ったんです。そのほか、説明書には、茹でたじゃがいもをサイコロ状にカットしたり、焼きたてのパンを置いて冷ますためのラックとして使用できると書いてあります。私はガスレンジの上でちょっとしたものを直火で炙るときなんかに使ってますが、ハンドルが付いているのも便利だし、洗いやすい上に、小さくて収納に場所を取らないのが気に入ってます。

さて、本来のおろし機能ですが、金網が上下に波打っていて食材がひっかかるようにできています。 「セーフティグレーター」 という名前の由来ですが、鋭い刃がないので安全というわけですね。まずは大根で試してみました。最初は半信半疑でしたが、思ったよりも力は要らないし、出来上がりの食感も悪くありません。鬼おろしほどではありませんが、まあまあ粗めの大根おろしといったところ。

grated.jpg

このグレーターでジャガイモをおろして、ポテトパンケーキも作ってみました。こちらでは箱型のグレーターを使うのが一般的ですが、ハヌカの日に食べる Latkes というパンケーキを本格的に作るには、この昔ながらのグレーターでないと、という人もいるみたいです。

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イワタニ お料理バーナー
Iwatani Torch Burner

2014年07月21日 06:41

TorchBurner.jpg

料理用バーナーというと、クレームブリュレのカラメリゼ (過去記事 「かぼちゃの豆乳クレームブリュレ」 はこちら) がまず最初に思い浮かびますけど、それ以外にも直火でさっと炙ったり、焦げ目をつけたりするときに手軽に使えるツールです。オーブンの上火があまり効かない場合や電子レンジで調理した料理には特に重宝します。たとえば、グラタンやピザに焦げ目を付けたりとかですね。スライスしてあるたたき用のカツオを食卓でさっと炙ることもできますし、焼き網にくっつきやすい材料 (たとえばみたらし団子とか) に焦げ目を付けるなんていうときにも便利です。焼き網やオーブンのトレイを洗わなくて済みますしね。また、炙り寿司を自宅でやってみたいという方も必携です。

最初、ブタンガスを充填しながら使うミニトーチなるものをホームセンターで買ってみたのですが、非常に使いにくい上に火力も弱かったので即刻お払い箱に。このイワタニの料理用バーナー (Iwatani Torch Burner Professional) はプロ仕様とあって火力も強く、火力の調節もできるので気に入っています。特に炙り寿司の場合は、短時間に表面にさっと焦げ目を付けないと寿司ネタがまずくなってしまいます。

燃料カートリッジを装着して使います。Butane fuel cartridge というものなんですが、アメリカでは意外と見つけにくく、私は Ace Hardware でやっと見つけました。カセットコンロをお持ちの方は、カセットコンロ用の燃料が使えます。

食卓でバーナーを使うときは、耐熱容器などに材料を入れ、まわりに燃えやすいものがないかどうか必ず安全を確認してから使いましょう。

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フレッド マナティーティーストレーナー
Fred Manatea tea infuser

2014年06月17日 01:31

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マナティーのシリコン製ティーストレーナー(茶こし)です。フレッド社からはおもしろいネーミングのキッチンツールがたくさん出ていますけど、これもマナティ (manatee)とお茶 (tea) をかけています。昨年のクリスマスの時期には一時入手困難になったほどの人気商品。

このマナティー君、よーく見ると顔が左右対称ではないんです。左目がおちくぼんでるし、鼻の高さも違っていてなんか変。でもこのリアルでブサイクな表情がたまりません。もし日本でこの手の商品を作ったら、パステルカラーのお目目ぱっちりアザラシとかになりそうですね。

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体長 11 センチと結構大きいので、大きめのマグカップを使いましょう。お茶を漉すための穴の数がそんなに多くないので、結構時間がかかるというのが最大の弱点ですが、マナティー君との対話を楽しみながらノンビリと待ちましょう。

このマナティー君、耐熱温度は 232℃(華氏 450 度)、しかも電子レンジ、食洗機 OK のシリコン製なので、料理にも使えるんですよ。調理した後に取り出したいハーブやスパイス類、昆布やカツオブシなんかを入れることができます。たとえば、今年 3 月の St. Patrick Day にアメリカでは定番のコンビーフ煮込みを作ったんですが、この料理にはコリアンダーシードやマスタードシードなど、ホールスパイスをたくさん使います。これがスープの中にごろごろと入っているのが毎年気になっていたんですが、今年はマナティー君のお腹に詰めて (結構たくさん入ります) しばらくの間泳いでいただきました。そのおかげでクリアで飲みやすいスープができましたよ。ただし、シリコンに匂いが移るので、後でまた茶こしとして使うのはちょっと、ですけどね。

マナティー君のお腹にポプリなどを詰めてお部屋やオフィスのマスコットにしても可愛いですヨ。私の場合、ラップトップのフタからこちらを覗いています。それからバスタイムにも。プカプカと浮いてきて、とっても癒されますよー。

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シェフン ラージスパチュラ
Chef'n Switchit 2-in-1 All-Purpose Silicone Spatula

2014年05月02日 10:21

Chefn_Spatula.jpg

ブレンダーで使う長めのスパチュラが欲しいなーと思って見つけたのがこれ。両端が大きいサイズと小さいサイズのスパチュラになっているというスグレモノです。大きいスパチュラはしなり具合が大きいのでカーブした面にもフィットし、液体や柔らかいものを扱うのに適しています。小さいスパチュラの方はあまり曲がらないので、硬めの生地などを扱うのに便利。

先端がシリコン製で柄の部分が木製というスパチュラも多いですね。木製の柄は手になじんで良いのですが、しばらく使っていると接合部分の汚れや変色が気になってきたり、シリコンの部分がすぽっと抜けてしまったりすることがあります。その点、このスパチュラは全体がシリコン製で継ぎ目がないのでとても衛生的。耐熱温度は 230℃なので、鍋やフライパンで使用でき、もちろん食洗機も OK です。

29cm と長いので深めの容器でも使えます。フードプロセッサーやブレンダーで使うと、容器の内側にくっついている食材を無駄にすることがないのでとても気持ちがいいです。ただ、シリコンの表面はそれほど強くないので、ブレードに当たると傷が付きますので注意してくださいね。

また、同社からは、材料をすくい取るときに便利なスプーン型や、均一な厚さに伸ばせるスプレッド型のスパチュラも出ています。

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バイタミックス Professional Series 300
Vitamix Pro 300

2014年03月23日 16:01

Vitamix.jpg

ブレンダー(ミキサー)はフードプロセッサー、スタンドミキサー、ジューサーなどと並ぶキッチンツールの花形ですね。どれも欲しいんだけど、キッチンスペースには限りがあるし、この手のツールは必要なときにすぐ使える状態になっていないと、結局宝の持ち腐れになってしまうことに。メーカーやモデルによっても機能や処理能力に差があるようだし、何を揃えたらいいのかほんとに迷います。私の場合、バイタミックスは本来のブレンダーとしての機能のほか、フードプロセッサーやグラインダー(ミルミキサー)としての機能もある程度期待して購入に踏み切りました。さてその結果はいかに。久々の長文レポートですが、お付き合いくださいね。

バイタミックスといえばスムージーというぐらい、食材を選ばず、とにかく飲みやすいスムージーを作ってくれるということで定評のあるブレンダーです。これについてはほとんど文句のつけようがありません。フルーツのスムージーを作るだけならば、どのブレンダーを使ってもたいていおいしくできますが、固い葉物野菜やフルーツの皮、根菜類となると話は別で、固い部分や繊維質の部分だけが粉砕されずに残ってしまい、飲みやすくなるまでのレベルにはなかなか達しません。バイタミックスの宣伝文句にもなっているアボカドの種を食べたいと思う人はそんなにいないと思いますが、りんごやぶどうの皮やケールなどの野菜の固い茎なども、入っているのがわからないぐらいスムーズに粉砕してくれます。

近年話題のグリーンスムージーは、日常的に生野菜を大量に、しかも食物繊維と一緒に摂取する方法としては非常に効率的な方法だと思います。生野菜サラダが苦手な人もスムージーだったら飲めるという人もいるのでは。もともと超冷え性で「スムージーなんてとんでもない!」と言っていたワタシも、暖かい時期は青菜を主に使うスムージーを、また寒い時期は根菜を主に使うスムージーをよく作るようになりました。

グリーンスムージー VS 野菜ジュースということで、ハイパワーブレンダーとジューサーのどちらを購入しようか迷っている方もいるのではと思います。一番の違いは、野菜の繊維質がどの程度含まれているかということと水分を加えるかどうかです。飲みやすさや美味しさを重視するならば、野菜やフルーツのエキスだけを抽出したジューサーに軍配が上がりますが、準備や後片付け(各部品の洗浄)に比較的時間がかかるのと、残った野菜カスをどう処理するかを考えると、時間に余裕があるときしか作れないことが多いです。一方、バイタミックスでスムージーを作る場合、準備と後片付けにかかる手間は野菜サラダを作るのとそれほど変わりません。

次にバイタミックスの食材処理能力について。基本的にブレンダーは食材に水を追加して使用するように設計されているので、水分を多く含まない食材の処理は不可能か、フードプロセッサーやグラインダー(ミルミキサー)に比べると劣りますが、バイタミックスは砕く、切る、つぶすといった食材の処理についてもかなり「使える」ブレンダーです。

特に乾燥材料を粉砕して粉末にする能力は非常に優れています。コーヒー豆を好みの大きさに挽いたり、米や麦などの穀物、大豆などの豆類、ナッツ類、シード類、しょうがやハーブを含む乾燥野菜、煮干や昆布などをかなり細かい粉末にすることができます。また、カチカチになった砂糖のかたまりを砕いたり、さらに粉砂糖にするなんていうこともできます。バイタミックスを購入してからは、全粒の穀物や豆、ナッツなどを必要なときに挽くことができるので、米粉、玄米粉、そば粉、きな粉、アーモンドプードル、フラックスシード粉末、各種ハーブ・スパイス粉末などの粉ものを買う必要がなくなり、無駄が少なくなりました。また、粉末になった食材は酸化や劣化が早く進むので、風味や栄養価の点でもこの方法は断然有利です。乾燥食材の粉砕には別売の 0.9 リットル(32 oz)のドライコンテナを使うのが適していますが、付属の 2 リットル(64 oz)のウェットコンテナでも特に問題はありません。ただ、ちゃんと作動させるためにはある程度の量が必要になります。

その他バイタミックスが得意とするのは、冷凍した生のフルーツを使ったアイスクリームやシャーベットです。これはほんとにあっけなくできてしまいます。フルーツだけでも十分美味しいのですが、乳製品の代わりに豆乳、豆腐、ナッツミルクを使ったり、砂糖の代わりにはちみつやメープルシロップを使ってオリジナルのアイスクリームを作れるというのがいいですね。

次に野菜の下処理ですが、キャベツ、たまねぎ、にんじんなどのみじん切りについては十分実用に耐えます。ただちょっとしたコツがあって、食材がブレードの下に入ってしまうとそれ以上細かくならないので、ブレードをまず低速で回転させてから、上から食材を落とします。ブレードに当って跳ね返り、外に飛び出すことがあるので注意が必要ですけどね。かけ過ぎるとスムージー状態になってしまうので、低速で様子を見ながら回転させます。なお、このモデルにはパルス機能も備わっています。バイタミックスのブレードはフープロのように鋭くないため、野菜の茎などは苦手で、切り口が若干押しつぶされたようになります。これをできるだけ避けるには、前もって野菜を繊維に対して直角に切っておきます。

魚のすり身を作ったり、肉を挽いたりすることもできます。ひき肉を作るには、半分凍った状態のものを使い、ブレードを低速で回転させてから上から少量ずつ落とす方法がいいようです。ただし、スジの多い肉の場合はスジが残ります。

一般的に、野菜や豆類などを水を加えずに滑らかなペースト状やピューレ状にするのは苦労することが多いです。途中で回らなくなって、何度もかき混ぜる必要があることも。もちろん水や油などの液体を追加すれば回転するのですが、そうしたくないときもあるので、フープロを使った方が早かったなあと思うこともありますね。大根おろしも、大根にもともと含まれている水分が少ないと、水を加えなければおろし状態にならないことがあります。ピーナッツは油の含有量が多いので、水や油を一滴も加えなくても、粒入りからスムーズなものまで自分の好みに合わせてピーナッツバターが作れます。

洗浄はとても簡単で、コンテナに水またはお湯と洗剤を数滴入れて回転させるだけです。バイタミックスはフードプロセッサーや他の一般的なブレンダーと違って、ブレードとコンテナが一体になっています。そのため、洗浄に手間がかからない、ブレードとコンテナの間からの漏れが発生しにくいなどのメリットがある一方で、内容物をきれいに取り出しにくい、ブレードやコンテナの底を丁寧に洗うのが難しいというデメリットがあります。専用工具を使えばブレードを取り外すことも可能なのですが、もっと簡単に取り外しできると便利なのに...と思うことはあります。特にペースト状の食材をコンテナから取り出すのは一苦労なので、使いやすいスパチュラを入手することも重要なポイントです。Professional Series 300 と 750 のコンテナは従来の縦長のものよりも背が低く(43センチ)、フードプロセッサーにより近い形になったため、アメリカの標準的なキッチンキャビネットの下に収まるだけでなく、以前のモデルに比べて食材が若干取り出しやすくなりました。

コンテナにはトライタンというコポリエステル素材が使われています。しばらく使っていると分かるのですが、コンテナの内側、特にブレードの付近がざらついてきます。高速でブレードを回転させるため、コンテナにかなりの圧力がかかるのでしょうが、穀物などの固い食材を粉砕しなくても内側に細かい傷が付くようなので、これはちょっと気になる点です。

モデル 300 と 750 は従来のモデルよりも音が小さいということですが、それでもかなりの音量であることには変わりありません。早朝や深夜に使おうとは思いませんし、家族や隣近所が気になるケースは多々あると思いますので、購入する前に動画やお店などでそのモデルの動作音のレベルを確認しておいた方がいいでしょう。4 ~ 5 分間動作させると摩擦熱が生じて温かいスープが作れるのですが、この音に 5 分間も耐えられる人はそんなにいないのではと思ってしまいます。

本体のサイズも大きいので、我が家の狭いキッチンでの存在感は相当なものです(笑)。でも比較的よく使っているので、カウンターに出しっぱなしにしていてもそれほど気にはなりません。使う材料の量が少ないときはハンドブレンダー(バーミックスについては、過去記事「バーミックス ハンドブレンダー」を参照)の方が便利なこともありますが、ポタージュの滑らかさや粉末にした乾燥材料のきめの細かさはやはり比べものになりません。ワタシ的には、いろんな食材を自由に加工できて、作れるものがぐーんと増えたことがウレシイです。そんなわけで、グリーンスムージーを毎日の食生活に取り入れてみたい人はもちろんのこと、これまでフードプロセッサーをあまり活用できなかった人も大いに楽しめると思いますよ。

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