小魚スナック風アーモンド田作り

2010年12月31日 16:00

おせち料理に田作りは一応作るんですが、特に美味しいものだとは思っていませんでした。ところがアーモンドを加えてみると、とっても美味しくなることを発見。それ以来、我が家は毎年これです。また、たれの分量を減らすことで失敗も少なくなり、小魚スナック風のぽりぽりと食べやすい田作りになりました。アーモンドの量が多くて、どっちが主役?と言われちゃいそうな田作りですが、小魚の苦手なお子様にも好評です。

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【材料】
ごまめ:60g
アーモンド:40 ~ 60g
砂糖:大さじ1
しょうゆ:大さじ1
酒:大さじ1

【作り方】
1. ごまめの腹わたを取り除きます。苦味が気にならない場合はそのままでも OK。
2. 皿に広げて電子レンジにかけます。最初は 3 分間、次に上下をひっくり返して様子を見ながら 1 分ずつかけ、ポキッと折れるまで続けます。
3.アーモンドを焦がさないように炒ります。
4. 鍋に砂糖、しょうゆ、酒を入れて弱火で煮詰めます。とろみが少し付いて、細かい泡が出たところで火を止め、ごまめを鍋に投入します。次にアーモンドを入れて全体によくからめます。
5. 大きめの皿やバットなどに重ならないように広げて冷まします。

【ポイント】
1. 皮なしのスティック状アーモンドを使っていますが、スライス状のものでもかまいません。さらに白ごまを加えても美味しいです。

2. たれは通常の田作りレシピと比べると非常に少ないですが、これだとべたべたになることもなく、薄味で、冷めてもかりっとしています。最大のポイントはごまめを投入するタイミングです。目を離すと一瞬で焦げますので十分注意してください。また、煮詰めすぎてしまい、ごまめがみんなくっついてしまったときは少し冷めた時点でほぐしておけば大丈夫です。

3. 中国産や韓国産などの煮干を使う場合、含まれている塩分の量が非常に多いことがあります。その場合は上の分量だと塩辛くなりすぎるので、しょうゆの量を減らしてください。

●●● 応用編:小魚スナック ●●●

先日入手した韓国産の煮干はサイズがとても小さく、そのまま食べてもかなり塩辛いものでした。そこでアーモンドの量をうんと増やして、砂糖の代わりにはちみつを使い、たれの配合も変えてみました。

ごまめ:60g
アーモンド(スライス、皮付き):120 g
はちみつ:大さじ 2
醤油:大さじ 1/2
酒:大さじ 1

小さいサイズの煮干が向いています。醤油の分量は煮干の塩分に応じて調整してください。ピーナッツやくるみなど、アーモンド以外のナッツをミックスしてもいいですね。作り方は同じですが、たれをあまり煮詰めすぎないようにします。これだと出来上がりもさらっとしていて、ほんとに小魚スナックみたいです。よく乾いたらジップロックに入れて保存でき、いつでもぽりぽり。とても食べやすいのでついつい食べ過ぎてしまいます。

【栄養・効能】
アーモンドのビタミン E 含有量はナッツ類の中で一番多くなっています。ナイアシン (ニコチン酸) が多く含まれており、血行を良くして肌を潤し、脳神経の働きを活発にします。筋肉を丈夫にする作用もあります。含まれる油分が酸化しやすいので、新しいうちに消費し、酸化していたら廃棄することをお勧めします。

黒豆のはちみつ煮

2010年12月31日 15:06

お正月料理は砂糖を大量に使用するものが多いですが、健康のことを考えるとできるだけ控えたいもの。そこで、定番の黒豆煮をはちみつだけを使用して甘さ控えめに作りました。圧力鍋を使えばあっという間にできちゃいます。

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【材料】
黒豆:150g
ハチミツ:110g
塩:小さじ半分
しょうゆ:大さじ1
錆び釘:1 本

【作り方】
1. 黒豆を軽く洗い、700cc の水を入れて、一晩以上漬けておきます。
2. 圧力鍋に黒豆、漬け汁、ハチミツ、塩、釘を入れて入れて火にかけます。沸騰したらアクを丁寧に取り除きます。
3. 蓋を閉めて、加圧状態になったら 8 ~ 10 分煮て自然放置します。
4. もう一度火にかけます。醤油を加え、甘さが足りない場合は調整します。黒豆が十分柔らかくなっていれば OKです。黒豆の表面に皺ができないように、黒豆が煮汁に浸っている状態を保ちます。
5. 出来上がったら、冷めてから煮汁ごと容器に移します。

【ポイント】

1. 黒豆を煮る時間は使用する黒豆によって異なります。圧力鍋を使う場合は、煮すぎると皮が破れてしまうことがあるので注意が必要です。今回は丹波の黒豆を使用して、8 分でできました。日本産の普通サイズの黒豆の場合は 10 分ほど。中国産の黒豆を使ったときは、噛み切れないほど硬かったこともありました。古い豆は堅いので長く煮る必要があります。圧力鍋から下ろした後でさらに煮込みますので、少々堅くても OK です。

2. 甘さをぎりぎりまで抑えたレシピです。圧力鍋で煮た後に味見をしてみると、甘さがほとんど感じられないかもしれませんが、漬け汁に漬けているうちにだんだん甘くなります。もちろん甘めがお好きな方は、はちみつ、砂糖などを増量してください。

【栄養・効能】
多量のビタミン B1、E に加え、腎と目に作用する黒い色素、アントシアニンを豊富に含みます。少量食べると胃腸の働きが活発になり、利尿作用もあります。また、黒豆の油は血液中の脂質値を下げて血行を良くし、動脈硬化を防ぐ働きがあります。

白いスイート・ポテトで作る栗きんとん

2010年12月30日 13:13

海外でおせち料理を手作りするなんて、材料の入手も大変だし、時間もかかりそう、と思っていませんか?意外に短時間で簡単にできるものをいくつか紹介します。

まず、アメリカでは一般にスイートポテトと呼ばれている白いさつまいもを使った栗きんとんを作ってみました。くちなしの実がなくても、鮮やかなレモンイエローに仕上がりました。アメリカで入手できるさつまいもの種類については、こちらを見てください。

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【材料】 3 ~ 4 人分
白いスイートポテトまたはさつまいも: 大 1 本 (約 500g)
栗の甘露煮:1 パック (煮汁 150g、栗 150g)
日本酒:少々
塩:少々
はちみつまたはみりん:必要に応じて追加

【作り方】
1. さつまいもの皮を厚めに剥きます。すぐに黒く変色する部分はアクが多いので、取り除きます。適当な大きさに切り、さらにアクを取るために、しばらく水にさらしておきます。
2. さつまいもが浸かるぐらいの水を鍋に入れて柔らかくなるまで茹でます。圧力鍋を使う場合は圧力がかかってから約 2、3 分で柔らかくなります。
3. 茹で上がったさつまいもをペースト状にします。茹で汁の量が多い場合は、少々捨ててもかまいません。バーミックスなどのハンドブレンダーを使う場合は、茹で汁の入った鍋にミキサーを入れて粉砕します。
4. 鍋を中火にかけ、栗の甘露煮に入っている煮汁と酒、塩を加えて水分をとばします。さらに弱火にして練り上げます。
5. 最後に栗を加えます。甘さが足りない場合は、ここでハチミツやみりんを加えてください。さらに好みの硬さになるまで練り上げて出来上がり。

【ポイント】
今回は 500g のさつまいもに対して栗の甘露煮の汁だけで十分な甘さがありましたので、糖分は追加しませんでした。市販の栗きんとんのような透明感や艶を出したいときは水飴を使います。もっと滑らかにしたい場合は、裏ごしをしますが、圧力鍋でかなり柔らかくなるまで煮ておいたため、その必要もありませんでした。

栗の甘露煮が入手できなくても、水煮缶や瓶詰の栗 (Whole Foods Market などにあります)、中国系スーパーマーケットなどで扱っている冷凍栗やパックの甘栗などで代用できます。甘みのついていない栗や堅い栗を使う場合は、あらかじめ砂糖などで煮て柔らかくし、味を付けておきます。パックの甘栗を使う場合は硬いので砕いた方が食べやすいかもしれません。

また、生のさつまいもの代わりに缶詰のマロンペーストや瓶詰のマロンクリームを使って栗 100% のきんとんにすることもできます。日本酒の代わりにラム酒やブランデーを加えると洋風の栗きんとんになります。

アメリカのさつまいも (ヤム芋、スイート・ポテト) で石焼きいも対決!

2010年12月20日 11:03

アメリカのスーパーマーケットでは、さまざまな種類のさつまいもが売られています。赤っぽいものをヤム、黄色っぽいものをスイート・ポテト(デザートのスイート・ポテトのことではありません)と呼ぶことが多いようですが、そうでない場合もあってとても紛らわしいです。先日もスーパーマーケットで買い物客に「ヤムではなくてスイート・ポテトが欲しいんだけど」と言われて店の人が困っている光景を見かけました。実は、どれもスイート・ポテトというカテゴリに入るんだそうです。

見た目だけで選ぶと、赤い色をしたものをついつい手に取ってしまいますが、日本のさつまいもとはかなり味や食感が異なるものもあります。

写真は、上からジャパニーズ・ヤム (Japanese yam)、ガーネット・ヤム (Garnet yam)、ホワイト・スイート・ポテト (White sweet potato) です。この写真ではちょっと分かりづらいかも知れませんが、ジャパニーズ・ヤムは紫がかった色をしています。ガーネット・ヤムやレッド・ヤムの切り口は鮮やかなオレンジ色をしています。

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ジャパニーズ・ヤム (Japanese yam)

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ガーネット・ヤム (Garnet yam)

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ホワイト・スイート・ポテト (White sweet potato)

さて、今日はこれらの芋の味を比べてみるために石焼きいもにしてみました。BBQ 用のグリルを使うと簡単に美味しい焼きいもができますが、今回は「石焼き」ということで、グリル用の溶岩 (Lava Rock) と中華鍋 (中華鍋についての詳しい記事はこちら) とを使ってみました。

まず、中華鍋に石を敷き詰め、その中に芋を並べます。アルミホイルで蓋をしてさらにその上から鍋の蓋をして、約 1 時間ほど中火で焼きます。

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溶岩で焼いた芋っていかにもおいしそうですね。これが本当に美味しいんです。

さて食べてみた感想ですが、一番美味しかったのは白いスイート・ポテトでした。甘さに関しても一番で、蜜が入っていたようです。ジャパニーズ・ヤムに比べるとややきめが荒く、ほろほろと崩れ、ふんわりとした食感です。石焼き独特の良い香りがして最高でした。白いスイート・ポテトは日本のさつまいもと同じように使えますね (白いスイート・ポテトを使った栗きんとんの作り方はこちらです)。ジャパニーズ・ヤムはきめが細かく、すっきりした甘さで、こちらも美味しかったです。ガーネット・ヤムの方は甘みも少なく、にんじんを食べているみたいな感じでした。石焼きにすることでヤム芋独特の水っぽさはなくなりましたが、そのまま食べるのには向いていないかもしれません。でも、千切りにしてマヨネーズ和えにしたら美味しかったです。ガーネット・ヤムやレッド・ヤムの美味しい食べ方については、こちらをどうぞ。

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出来上がった石焼きいも。左からジャパニーズ・ヤム、ホワイト・スイート・ポテト、ガーネット・ヤム。

是非皆様もお試しください!

【栄養・効能】
さつまいもには食物繊維がたっぷり含まれていて、特に胃腸を丈夫にし、便通を促す作用があります。ただし、お腹が張りやすい体質の方にはガスが増えるのであまり適していません。



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