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アメリカで非常食を揃える

2011年03月29日 11:23

EmergencyFood.jpg

世界各地で自然災害の発生が増加している今、海外にお住まいのみなさんはどのような準備をされていますか?今回は「非常食」という観点からアメリカのスーパーマーケットを探索してみることにしました。

日本には非常食用に製造された長期保存用の優れた製品がたくさんありますね。アメリカの場合、キャンプ/登山用の食品 (Mountain House 社の製品など)、米軍の戦闘糧食、非常食はアウトドア専門店やオンラインで入手できます ("emergency food" で検索してみるといろいろあります)。でも、今回はできるだけ一般のスーパーマーケットで買えるものを探してみました。

まず、非常食の必須条件ですが、

● 加熱しなくても食べられる

電気、ガスなどのライフラインが復旧する前に、熱源が一切使用できない場合でも食べられるものをある程度備蓄しておく必要がありますね。

● 賞味期限が長い、または劣化 (酸化) しにくい

普段食べているものを非常食として備蓄する場合は、消費したら補給すればよいので問題ありません。でも、それ以外のものについては賞味期限ができるだけ長いものや品質が劣化しにくい食品を選ぶ必要があります。油脂を含む食品は時間の経過とともに酸化します。酸化した油を含む食品は美味しくないだけでなく、体内で多くの活性酸素を発生させます。

まず、水分ですが、ミネラルウォーターは必須です。そのほか、生野菜を食べることができなくなる場合に備えて、100% 果汁のフルーツジュース、トマトジュースや野菜ジュースなども備えておくと良いと思います。また、豆乳や牛乳を普段飲んでいる方は、保存用の紙パックや缶詰入りのものを備えておきましょう。

缶詰類では、主食にもなるホールコーンや手軽なフルーツ類は是非常備したいですね。アメリカには野菜や豆類の缶詰がたくさんあります。野菜では、いんげん、にんじん、グリーンピース、アスパラガス (グリーン/ホワイト)、パプリカ、ビーツ、じゃがいも、ヤム芋、パンプキン、ほうれん草など。そういえば、ポパイはほうれん草の缶詰から中身を直接口にほうりこんでいましたね。実際、そのまま食べて美味しいものではないですけど... 豆類では、金時豆のようなキドニービーンズ (kidney beans)、黒豆またはブラックビーンズ (black beans)、ライマビーンズ (lima beans)、ひよこ豆 (chick pea) などたくさんの種類があります。非常食用としてはミックスベジタブルやミックスビーンズあたりを買っておくといいかもしれません。日本の小豆缶もいいですね。豆をトマトソースで煮込んだベイクドビーンズ (baked beans、pork & beans) やチリビーンズ (chilli beans) はかなり味が濃いので非常食としてはどうでしょうか。ジャーマンポテトなんてものもありました。また、缶詰ではないですが、あまり甘みが強くないピーナツバターやアーモンドバターなどもエネルギー補給に良さそうです。

シーフード缶ではツナ缶、サケ缶、オイルサーディン、サバ缶など。肉類ではハム、ソーセージ、コーンビーフなど。アメリカ名物のスパム缶は減塩タイプもありますが、かなり塩辛いです。スープやシチューの缶詰は温めないと食べる気がしませんが、いざというときはそのままでも食べられないことはないかも。そして意外にお勧めなのが、トマトソース入りパスタの缶詰です。普段はとても食べる気にはなりませんが、思い切って試してみると、これが非常食に向いていることを発見。温めなくても何とか食べられます。麺が溶けかかっているミートボールスパゲッティはさすがにお勧めしませんが、ラビオリや Beefaloni というショートパスタはなかなかいけました。日本の製品でしたら、さばの味噌煮缶やさんまの蒲焼など、各種の調理済み缶詰がありますね。いずれの場合も、非常食用としては味付けがあまり濃くないものを揃えておきましょう。

さて、次は乾燥食品です。日本には乾パンという素晴らしい非常食がありますが、海外では pilot crackers/biscuit、hardtack という硬いビスケットのようなものがこれに当たるみたいです。でも、普通のスーパーマーケットでは見かけませんので、なにか代用になりそうなものを探してみました。油脂をまったく使っていないものは非常に少ないですが、クリスプブレッド (crispbread) やユダヤ教の伝統的な食材であるマッツォー (matzo) という特大クラッカーなどがあります。他にパンの代わりになりそうなものは、ブレッドスティック (breadsticks) またはグリッシーニ (grissini) というイタリアの棒状のパンやクロスティーニ (crostini)、italian toast または snack toast という食パンを小さくしたようなパンでしょうか。このタイプのパンはヨーロッパでよく見かけます。アメリカっぽいところでは、ベーグルを輪切りにして乾燥させたベーグル クリスプ (bagel crisps) があります。また、日本のポンせんにあたるライスケーキ (rice cake) は非常食としてお勧めです (ちなみにお餅も rice cake と呼ばれますが、ここではスナック菓子のことです)。フレーバーは塩味、醤油味、チーズ味、キャラメル味などいろいろあります。原料に玄米 (whole grain brown rice) や餅米を使ったものもありますし、塩味のみであれば脂肪分はほとんど含まれていません。とにかくアメリカのクラッカーの種類は大変多いので、賞味期限に注意しながら、塩分の少ないもの、できれば栄養価の高い全粒粉を使ったものを揃えておきましょう。

そしてアメリカの得意技といえばコーンフレークなどのシリアルやグラノーラがありますね。アメリカにはじめて来たとき、スーパーマーケットの棚にずらーりと並んだシリアルの種類の多さに驚いたものです。シンプルなシリアル製品にはもともと油脂が多く含まれていないですし、お菓子に比べたら砂糖の含有量も比較的少ないです。最近は全粒粉を使った製品も多くなりました。普段シリアルを食べない家でも数箱買っておくと良いかもしれませんね。

各種のトルティーヤ (tortilla chip) やタコスの皮 (taco shell) なんかも賞味期限がかなり長いです。Wrap というロールサンドイッチによく使われるソフトタイプのトルティーヤもかなり長い期間常温で保存できるようです。ただし、添加物がたっぷり入ったものが多いですけどね。

干しぶどう、ドライクランベリー、ドライマンゴー、バナナチップなどのドライフルーツやナッツ類、ナッツとドライフルーツをパックしたトレイルミックス (trail mix)、乾燥野菜も非常時の栄養補給に良さそうです。油で揚げていないフリーズドライのものを選びましょう。特に、古くなって酸化したり、カビが生えたナッツ類には発がん性がありますので注意が必要です。

菓子類は一般に油脂を多く含んでいますので、賞味期限に注意しましょう。エネルギー補給にはナッツやドライフルーツの入ったグラノラバー (granola bar) やエナジーバー(energy bar)、イチジクの果肉が入ったフィグバー (fig bar) なども良いでしょうね。でも一口かじっただけで歯が痛くなるような甘みの強いものもたくさんありますのでくれぐれもご注意を!あと、賞味期限が比較的長く、保存性の良いケーキ類としては、クリスマス時期にお店でよく見かけるイタリアのパネットーネ (panettone) やイギリスのクリスマスプディングなどがあります。

肉・魚介類の乾燥品としては、アメリカ土産の定番であるビーフジャーキー (beef jerky) やサーモンジャーキー (salmon jerky) などがあります。ただし、塩分量はかなり高いです。

以上、加熱したり、お湯を使わないで食べられるものという基準で選んでみました。ライフラインが復旧して、熱源やお湯が使えるようになれば、カップラーメン、カップスープ、インスタントラーメンなどの出番となりますね。

アメリカでもレンジで温めるレトルトパックご飯 (instant cooked rice) を見かけるようになりました。アメリカ在住者にはおなじみのカリフォルニア米ブランドのほか、Lundberg Family Farms のものやプリンのような容器に入った Minute 社の Ready to Serve rice などがあります。

では、お湯で戻して食べるインスタントライス (instant rice) はどうでしょうか?米を一度完全に炊飯した後に乾燥させたアルファ化米と言われるものです。ほとんどが長粒種米のようですが、玄米もありますね。

私も長粒種米のインスタントライスをちょっと試してみました。箱の説明書きに従って、米と同量の熱湯を入れ、蓋をして 5 分間そのまま放置。食べてみると、歯ごたえも残っているし、匂いもフツーの米の匂いですし、思ったほどマズくはないという印象です。ただ、この調理方法だとびしゃびしゃした感じになるので、熱湯を加えて完全に水がなくなるまで加熱する方が炊きたてご飯のようになります。長粒種米のパサパサ感が苦手な方でも、お茶漬け、雑炊、お粥にしてしまえばほとんど気にならないでしょう。また、インスタントライスを使ったリゾットやピラフなどの製品、またインスタントのパスタ製品もたくさんあります。

オート麦も非常食に適した食材です。インスタントオートミール (instant oatmeal) はお湯を入れるだけですし、ロールドオーツ (rolled oats) に水分を加えてオートミールを作っても 5 ~ 10 分ほどでできます。

また、不足しがちなビタミンやミネラルを補うために、普段飲んでいない方でもマルチビタミン剤を常備しておくことを是非お勧めします。

最後になりましたが、購入や保存の際に注意するポイントをいくつか挙げてみます。

● 非常時には、どんな食品でもあればラッキーですし、命をつなぐ糧となります。でも、前もって備えておく場合には免疫力を低下させず、カロリーやその他の栄養素を補給できる食品、つまり良質の原材料を使用し、食品添加物をあまり含まない食品を選びましょう。

● 食品を備蓄用に購入する場合は、必ず一度食べてみてこれなら大丈夫と思うものを買っておきましょう。特にアメリカの食品は糖分の量はもちろん、塩分量が非常に高いものがあるので注意が必要です。非常に甘いものや塩辛いものをを食べれば当然喉が渇きますので、非常時に一番貴重な水をより多く消費することになります。

● 乾燥食品は紙の箱に入っていることが多いので、壊れやすく、防水性も完全とは言えません。できればさらに金属製やプラスチックの容器などに入れておきましょう。

● 非常食は年間を通じて温度が低く、またアクセスしやすい場所に保存しましょう。

● 食品を保存している場所に缶切りやスプーンなどを置いておくことも大切です。手を消毒するためのジェルやウェットティッシュなども是非用意しましょう。さらに、食品や飲み物を取り分けるために空のペットボトルやタッパーなどを近くに置いておけば万全です。

今回、非常食という観点からアメリカのスーパーマーケットを見てみると、いろいろと新しい発見がありました。今まで野菜の缶詰なんていったい誰が使うんだろうとほとんど素通りしていたんですが、結構いろいろあるものなんですね。

なお、停電時のアドバイスや便利グッズなどについては、こちらの記事をご覧ください。

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FES ヤロー環境フォーミュラ
Yarrow Environmental Solution

2011年03月21日 13:04

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夏に燦然と輝く小さな花をたくさん咲かせるヤロウ (西洋ノコギリソウ、Achillea millefolium) は、放射線など、環境内のネガティブなエネルギーに対する抵抗力を生体に与えるということで注目されています。古くは、ギリシャの戦士アキレスが兵士たちの傷を治療するのにこの植物を使ったと言われており、戦士たちはお守りとして身に付けたそうです。実際、ヤロウには止血、炎症抑制などの作用があります。また、中国では陰と陽を調和させる神聖な植物とされ、茎が易占いに使われました。

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今日ご紹介するヤロー・エンバイロメンタル・ソリューション (ヤロー環境フォーミュラ) には、ヤロウとエキナセアの全草抽出エキスに加え、アルニカ、エキナセア、ヤロウ、ゴールデンヤロウ、およびピンクヤロウのフラワーエッセンス、海塩がブレンドされています。1986 年に起こったチェルノブイリ原子力発電所での事故の後、有害な放射線が人間のエネルギーフィールドに与える影響に対抗するエッセンスを作ってほしいという人々の依頼によって開発されました。

この製品は、放射線や電磁波など有害な環境汚染の影響を最小限に抑えることができると言われています。たとえば、コンピュータの画面から放出される電磁波、X 線検査、放射線治療、空港の金属探知器、その他の有害な電磁波などに対するシールドとして作用するとともに、回復するための力を与えてくれるということです。そのほか、環境に対して敏感で疲れやすい人や免疫力の強化にも効果があります。

フラワーエッセンスとは、花の持つ波動を水に転写したもので、ハーブ製品と違って植物から抽出した成分は含まれておらず、エッセンシャルオイルのような香りもありません。花の持つエネルギーがその人の感情や精神のパターンに反応して一種の共振作用を引き起こすことによって、心身のバランスの乱れを調整します。フラワーエッセンスではイギリスのバッチフラワーレメディが大変良く知られていますが、アメリカには北アメリカに生息する 103 種類の植物を使用した FES (Flower Essence Society) の製品があります。

飛行中の航空機内ではある程度の放射線被爆を受けますが、私は飛行機に乗るときにいつもこのフォーミュラを小さな容器に入れて携帯しています。機内では、水の入ったペットボトルの中に数滴入れておいて、できるだけ頻繁に飲むようにしています。また、病院で X 線検査を受けたり、風邪などで免疫力が低下しているときにオフィスでコンピュータワークをするときなどにも使います。ただし、ヤローには止血作用がありますので、生理中の女性が使う場合は注意が必要です。

私はピンクヤロウが大好きなので、我が家の庭にも植えてありますが、毎年愛らしい花を咲かせてくれます。鋸状の若い葉は食用にもなり、ポプリやドライフラワーの材料にも向いています。初夏になると、ホワイトヤロウやゴールデンヤロウは野原一面に花を咲かせます。見ているだけで不思議と内から力が沸いてくるような、そんなたくましさを持った植物です。

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アメリカ製の味噌の思い出

2011年03月11日 07:52

SouthRiverMiso_200.jpg

先日お味噌の作り方を紹介したついでといってはなんですが、アメリカで出会ったお味噌についての話を 1 つ。

かなり昔の話になりますが、ある瞑想センターが主催する 10 日間のリトリートに参加したことがあるんです。ここでは規律に従って生活し、瞑想を中心としたワークが行われます。食事は一日ニ食で、菜食料理が出されます。また、コース期間中は、自らの内面を見つめるために、個人面談の時間を除いて他の人と話をしてはいけないことになっています。

瞑想ワークは大ホールに全員が集まって行うこともありましたし、屋外を自由に歩きながら行うこともありました。このセンターは緑豊かなマサチューセッツ州中部にあって、敷地内には良く整備された美しいハーブガーデンがありました。その頃は初夏で、小さなブッダの像のまわりに美しい花々が咲き乱れ、花の蜜を吸いにハチドリたちが群がっていました。

1 日のプログラムがすべて終わって部屋に戻るとき、食堂の前に列を作って待っている人たちがいました。みんな手に手にマグカップを持っています。最初は何が何だかわからないまま、私もその列に加わって順番を待ちました。よく見ると、テーブルの上に壷が置いてあって、みんなその壷の中のものをスプーンですくってカップに入れています。やっと自分の番が回ってきて、壷の中を覗いてみると、なんとお味噌が入っているではありませんか!私もスプーンで一さじすくってカップに入れ、給湯器のお湯を注ぎ、空いている席に着きました。夜もだいぶ更け、スプーンで味噌をかき混ぜる音だけが静かな部屋に響いています。センターの食事は基本的にアメリカ人向けですし、こんなところでお味噌汁が飲めるとは夢にも思わなかったので、不思議な習慣だなあと思いつつも内心とても嬉しかったです。でも普通に考えれば、出汁も具も入っていない味噌汁が美味しいとは思いませんよね。ところが一口飲んでみてびっくり。大変深みのある味で、体の細胞の一つ一つにまで滋養分が染みわたる感じです。1 つ 1 つのマグカップから立ち上るお味噌の芳醇な香りが部屋じゅうに満ち溢れ、なんだかとっても幸せな気分になりました。こんな風に感じるのは自分が日本人で、慣れ親しんだお味噌の味と香りだから?でも、周りの人たちもリラックスしてそれぞれの思いに耽りながら、一日の最後の時間を楽しんでいるように見えました。おしゃべりすることはできなくても、豊かな時間を共有できた感じがしました。そして私は参加者の中で唯一の東洋人。日本の素晴らしい食文化の伝統をちょっぴり誇らしく思う一瞬でもありました。

さて、この美味しいお味噌はいったいどこのお味噌だろう?という疑問が次に沸いてきました。普通だったら、キッチンに行ってスタッフをつかまえて尋ねるところですが、そういうわけにもいかないし。でもここで引き下がるわけにもいきません。ここではプログラムの一環として奉仕作業というのがあって、掃除や食事の準備といった作業がそれぞれの参加者に割り当てられます。私はというと、食事の後片付けの係りでした。ふっふっふっ、これはしめたとばかりに、「この味噌はキッチンのどこかにしまってあるはず」と密かに探索を開始。そして、このお味噌がもともと入っていたと思われるポリバケツ型の容器が流しの下にあるのをついに発見。そこで、すかさず製造業者の名前と住所を紙にメモメモ。これで無事任務完了!ほんとはコース期間中にメモを取ったりするのも禁止されていたと思いますけどね~。

自宅に戻ってから早速このお味噌を注文しました。同じ州内にある South River Miso の 3 年もののオーガニック麦味噌 (3-year Barley Miso) です。いつも作っているような味噌汁にしてみると、センターで体験したあの感動はもうありませんでしたが、味にコクと深みがあるお味噌であることには変わりありません。あのときは、瞑想ワークやいつもと違う食生活によって自分の感覚が研ぎ澄まされていたということもあるでしょうね。普通のお味噌汁にすると、多少酸味があるので好き嫌いが分かれるかもしれません。

このお味噌が正真正銘のアメリカ製というのも、私にとっては新鮮な驚きでした。アメリカ在住の日本人で、一般のスーパーマーケットに売られているアメリカ製の日本食品を買わない方は多いのではないでしょうか。値段が高いということもあるでしょうけれど、たぶん本物ではないだろうと思っていたり、なんとなく胡散臭い感じがしたりしますよね。私のこの経験はこういった商品を見直すきっかけにもなりました。添加物を含まず、昔ながらの製法で丹念に作られた食品の良さをアメリカでも味わうことができるのは素敵なことですね。

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とってもあまーいミニ・スイートペッパー Mini sweet pepper

2011年03月08日 21:51

mini pepper_300

最近気に入っている野菜はミニ・スイートペッパー(Mini sweet pepper)です。赤、オレンジ、黄色の小さくて可愛らしいパプリカがパッケージに入っていて、大きさは 3cm ぐらいの小さなものから 15cm ぐらいまでとさまざま。スーパーマーケットでは、生の青唐辛子やハバネロなんかが置いてある場所の近くにあるので、今まで唐辛子の一種だと思っていて素通りしていました。でもある日、パッケージの "sweet" という文字がふと目に留まったので買ってみることに。こちらではなかなか手に入らない「ししとう」の代わりになるのではと内心期待したりして... 食べてみると、ぜんぜん辛くないどころか、フルーツみたいに甘くてびっくり。

この野菜にはシンプルな味付けが合います。直火でちょっと焦げ目が付くぐらい焼いて、おいしい自然塩でそのまま食べるのが一番好き。種や皮もそれほど気になりません。そのほかパスタやピザのトッピングにしたり、炒め物や天ぷらにしたり。バーべキューでも活躍しそうです。また、色どりを生かしてサラダや付け合せにちょっとだけ使えるのも便利です。

今日は、すごく簡単にできて、ミニ・スイートペッパーの甘さが引き立つツナ&チーズ焼きにしてみました。肉詰めにするにはちょっと小さいかなーと思うけど、ツナ&チーズだったらバッチリ!

ミニ・スイートペッパーのツナ&チーズ焼き

GrilledMiniPepper.jpg

【材料】
ミニ・スイート・ペッパー:数本
チーズ:少々
ツナ缶のツナ:少々
胡椒:少々

【作り方】
1. ミニ・スイート・ペッパーはへたの部分を切り落として半分に切り、種を取ります。
2. 空洞の部分にツナを詰めて、チーズを乗せます。
3. オーブンで 5 ~ 10 分焼きます。チーズが溶けたら出来上がり。
4. お好みで塩・胡椒を振ります。

チーズはモッツァレラなど軽い感じのものがお勧めです。今回はフォンティナ・チーズ (Fontina cheese) を使用しました。ツナ缶を使わず、チーズだけでも十分美味しいです。

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自家製味噌を作ってみよう

2011年03月06日 12:26

今日はいよいよ手作り米麹で味噌を仕込みます。

お味噌というと難しいと思うかもしれませんが、作業自体は単純で、大豆を潰したり、混ぜたり、捏ねたりということが中心です。全部手でやろうとするとかなりの力仕事ですが、大豆を潰す作業にフードプロセッサを使えば少しは手間が省けます。また、大豆を煮るのに圧力鍋を使えば、容器に詰めるまでにかかる時間は 3 時間ほどです。発酵・熟成は自然まかせなので、麹や甘酒、納豆を作るときのように発酵中に細かい温度管理をする必要もありません。長期にわたる発酵・熟成期間の間にカビを生やさないようにするため、使用する器具の殺菌や容器への詰め方などが重要なポイントになります。あと、お味噌ができあがるまでには長い時間がかかるので (最低 3 ヶ月)、気長に待たなくてはなりませんね。それから、お味噌作りの副産物としてできるたまり醤油もとっても美味しいんですよ。

今回はちょっと減塩を意識して塩分量 10% の中味噌を作ってみました。標準味噌は塩分 12% なので、ちょっと甘めというところです。味噌はその種類によって、麹の量、塩分量、熟成期間が異なります。各材料の分量計算をするには、生こうじの大阪屋さんの大変便利な「手作り味噌の材料割合」ページがとっても役立ちました。

【材料】

大豆:約 900g (オーガニック大豆 (Arrowhead Mills Soybeans) を 2 袋使用)
生米麹:約 1.4 kg (大豆の重量の 1.5 倍。乾燥麹の場合は大豆と同じ量を使用)
自然塩: 約 410g (大豆の重量の 0.45 倍。Lima sea salt を使用。甘みがあって美味しいお塩です。)
大豆の煮汁:約 220cc
塩蓋用の塩: 約 30g
除菌用アルコール:ウォッカ、焼酎などで代用

【用意するもの】

圧力鍋:大豆を速く柔らかくするには圧力鍋が断然便利です。私の使用しているフィスラーの圧力鍋の場合は、圧力がかかってから 35分で柔らかくなります。

大豆を潰す器具:フードプロセッサ、ポテトマッシャー、すりこぎなど。今回はポテトマッシャーとバーミックス ハンドブレンダーを試しに使ってみましたが、水分量が少ないのでバーミックスは不向きですし、大豆の量が多い場合はポテトマッシャーでは時間がかかりすぎます。大型のビニール袋がある場合は、足踏み方式がいいかもしれません。フードプロセッサは早くて便利ですが、あまり細かくしすぎない方が良いようです。

容器:味噌を容器に直接入れる場合は、ガラス瓶、タッパーウェア、ポリバケツなど金属製でないものを使用します。すでに殺菌済みのビニール袋を使えば、消毒の手間が省けます。私はターキー用のオーブンバッグ (Reynolds Oven Cooking Bags, Turkey Size) (482mm x 596cm) を大きめのタッパーウェアに入れて使っています。

その他大きめのボウル、茹でた大豆を水切りするためのザルなど。

【作り方】

1. 大豆を洗い、一晩水に浸しておきます。大豆は水を吸って大きくふくれるので、かなり多めに入れます。

2. 大豆を圧力鍋に入れて煮ます。指で軽く押してつぶれるようであれば OK です。今回は 40 分煮ましたが、かなり柔らかくなっていました。できればこのまま半日ほど置いておき、使う直前に再加熱するとよいそうです。

BoilingBeans.jpg

3. その間に用具の準備をします。容器、ザル、ボウル、おたま、フードプロセッサ、すりこぎ、ポテトマッシャーなど、大豆に触れる器具などをできるだけ消毒しておきます。オーブンで 190℃以上に加熱する、沸騰したお湯の中に入れる、除菌用アルコール(ウォッカ、焼酎などで代用可) をペーパータオルなどにスプレーして拭うなどの方法があります。

4. 塊状になっている乾燥麹を使う場合は麹をほぐしておきます。麹に分量の塩を入れ、手のひらで擦り合わせて米粒がバラバラになるようにもみほぐします。これを塩切りと呼びます。

Shiokiri.jpg

5. 大豆をザルなどにあけてさっと水を切り、ボウルまたはフードプロセッサに移します。ここで水を切りすぎてもいけないそうです。

BeansInBowl.jpg

6. 大豆が熱いうちにすり潰します。多少粒が残っていてもかまいません。フードプロセッサを使う場合は、あまり細かくしすぎないようにします。

MashingBeans.jpg

7. すり潰した大豆 (冷めていることが必要) に塩切りした麹を加えて良く混ぜ合わせます。水分が足りない場合は大豆の煮汁を加えますが、加えすぎると酸味やカビの原因となるそうです。

8. よく混ざったら、中の空気を抜きながら大きめの団子状にまとめます。

MisoBall.jpg

9. まるめた団子を準備しておいた容器の中に投げつけるように 1 つ 1 つ入れていきます。

MisoBallinContainer.jpg

10. 上からしっかり押さえつけて、容器内に空気が入らないようにします。

11. 表面を平らにし、塩を上からまぶします (塩蓋)。特に容器と接触する部分には念入りに塩を振っておきます。

12. 周囲に消毒用アルコールをスプレーしておきます。そのほか、カビを防止するには、唐辛子をまぶしたり、酒粕を敷いたりする方法があるそうです。

13. 味噌に封をします。私の場合は、ビニール袋を使いましたので、味噌の上にさらにラップでぴったり封をして、なるべく空気が入らないようにビニール袋を閉じます。

ClosingCover.jpg

14. 上に重しを置きます。常温で保存しますが (冬は暖かい場所)、温度変化の少ない場所に保管します。

15. 2 ヶ月に一度ぐらい味噌を混ぜ合わせると風味が増します (天地返し)。

今回はフードプロセッサを使用せずに手で大豆を潰すことにしました。茹で上がった 1 kg の大豆を目の前にしたときには「これを全部潰すのにいったい何時間かかるんだろう」と一瞬途方にくれましたが、全部まるめてぎゅーぎゅーに詰めてしまうと意外とコンパクトになってしまいます。中味噌は熟成期間が 10 ヶ月 (標準味噌は一年) ということなので、出来上がりは秋以降になりますけど気長に待つことにします。

【アメリカで入手可能な麹】

アメリカでも麹が入手できるようですので、麹を扱っている会社を以下に紹介しておきます。

Miyako Oriental Foods
「やまじるし」味噌を製造しているカリフォルニアの会社で、米麹 (Cold Mountain Firm Granular Rice Koji) を扱っています。

Natural Import Company
さまざまなマクロビオティック製品、オーガニック食材を扱っている会社で、玄米麹 (Brown Rice Koji) と麦麹 (Barley Koji) があります。納豆菌の取り扱いもありますね。ここから入手できるマクロビオティックのお味噌は美味しいです。また、このサイトはショッピングの途中でもカートに入れた商品の重量によって送料を計算してくれるのでとても便利です。

South River Miso
マサチューセッツ州で味噌を製造している会社で、玄米麹 (Organic Brown Rice Koji) があります。

【アメリカで入手可能な有機大豆または非遺伝子組み換え(Non-GMO)大豆】

下のリンクでは、アメリカで現在入手可能な大豆を検索できます。

us.gif amazon.com

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