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フードセーバー
FoodSaver Vacuum Food Sealer

2013年05月15日 10:03

FoodSaver.jpg

フードセーバーといえば、家庭で真空パックの作成を可能にした画期的なキッチンツールです。食品を真空パックすることで、酸化や湿気による劣化を最小限に抑え、通常よりも長い期間にわたって良好な状態で保存することができます。その一方で、本体よりもパックロールと呼ばれる専用袋の方が高くつくというマイナスイメージもありますね。でも実際に使ってみると、専用袋を使わなくてもよい場合が結構あったり、真空にせずにシールするだけの機能が意外と便利なんです。

まず、多くの真空パック機には2つの機能があることから説明しましょう。一つは袋の中の空気を抜いて真空にしてから密封する機能(脱気+シール)で、もう一つは空気を抜かずに密封するだけの機能(シール)です。この2つの機能は、袋の位置を少しずらして置くだけでそれぞれ利用できます。

みなさんはお茶やお菓子などを開封した後、どうやって保存してますか?私の場合は、輪ゴムやクリップで止めてからさらにジップロックなどの保存用袋に入れたり、タッパーや缶などの密閉容器に入れ替えたりしていました。フードセーバーを入手してからは、当面使う分だけを取り分けておいて、残りは元のパッケージに入れたままシール機能を使って再び密閉してしまいます。こうしておけば、開封時の状態がほとんど保たれるので、香りが抜けやすいお茶や湿気やすいお菓子などはひとまず安心ですね。保存するときも余計な場所を取りません。残っている食品の量が多い場合は、さらに小分けにしてパックにすることもできます。また、お菓子なんかだと「開けたらイッキ食い」も防げるので、ちょっとしたダイエット効果もあり?

シールのみ(真空パックではありません)が可能な袋は結構たくさんあります。ポテチの袋でも、おせんべいの袋でも、お茶の袋でも一応大丈夫みたいです。ポイントは、開封するときにハサミで袋をできるだけまっすぐに切ること。切り口がまっすぐでなかったり、袋に歪みがあると、完全にシールされないことがあります。また、約150℃の接着温度に耐えられない袋を使うと穴が開いてしまいます。ちなみにジップロックの普通の袋は穴が開いてしまいました。そのほか、印刷インクが溶けて本体にくっついたりすることもあるので注意が必要です。

さて、フードセーバー本来の真空パック機能ですが、脱気してシールするにはそれなりの袋が必要です。フードセーバー用の袋だけでなく、内部に凹凸のある真空パック用の袋はたいてい使用できるようです。たとえば、ジップロック社からも真空パック用のロールパックやバッグが出ています。このような真空パック用の袋以外は使えないとされていますが、可能な場合もありましたので(お茶の入っていた袋とか)、ダメモトで一応試してみる価値はあるかも。真空処理ができなかった場合も、引き続きボタンを押していればシールされます。また、一度使った専用袋はきれいに洗って再利用できますが、シワがあったり、変形してしまった袋はシールできないことがあります。

私が主に真空にして保存したいと思っているものは、お茶、コーヒー、スパイス、ハーブ、ナッツ類、菌類などの乾燥品です。お茶やコーヒーは、開封後時間が経つにつれて香りがどんどん抜けていくので、是非とも真空状態で保存したいですね。スパイスやハーブ類は1回に使う量が少なく、長い間保存することが多いですが、開封時に残りを真空保存しておけばしょっちゅう買い換える必要もありません。また、油分が酸化しやすいナッツ類も真空保存したいもの。小麦粉、きな粉、わさびの粉、ドライハーブ、お茶、挽いてあるコーヒーなど、たいていの粉末状食品は脱気して密封することができます。ただし、非常に細かい粉末の場合、完全に脱気されないこともあるようです。ちなみに手動式のジップロック真空パックでは乾燥した食品や粉末状の食品の脱気ができなかったので(過去記事「ジップロック真空パックキット」を参照)、このメリットは大きいです。そのほか、ハム、チーズ、燻製製品なども、開封したときに小分けにして真空パックしておくと、カビや乾燥を防いで通常よりも長く保存することができます。

この製品(私の持っているモデルは Vac 550 です)の一番の弱点は、水分を多く含む食品の真空パックです。液体が多く入っていると、脱気溝の中に吸い込まれます。汁物だけでなく、野菜や生肉の周囲に水分が付いているだけで脱気できないこともあります。また、脱気ができても、シールされる部分にもともと水分が付着していたり、脱気中に吸引されて付着すると完全に密封できません。まあ、真空にできるかどうかはやってみないとわからないというところでしょうか。水分を拭き取ったりすることで成功することもありますが、袋を無駄にしたりしてフラストレーションがたまることもしばしば。そういうわけで、汁物、ソース類、カレー、シチュー、柔らかい食品、形をそのまま保ちたい食品は冷凍してから脱気します(面倒臭いので私はほとんどやりませんが)。ただ、ペースト状の食品はそのまま脱気できる場合もあります。また、他のオプションとして、専用キャニスターを使って食品を真空保存したり、ホースを使ってワインの瓶内の空気を抜く真空ボトルストッパーなどもあります。

真空にする場合は、袋の先端から食品までの間にある程度の余裕が必要なので、中身に比べてかなり大きいサイズの袋が必要になります。アメリカの場合、ロールパックには 8 インチ幅と 11 インチ幅、バッグにはクォートサイズとガロンサイズがあります。バッグを使うと袋をカットする手間が省けますが、ロールパックを使って中身の大きさに合わせて袋を作るとややお得になります。カッター内蔵のモデルやストアアンドカットという別売のオプションがあれば、ロール袋を簡単にカットすることができます。

袋に食品を入れるときは、シールする部分に内容物や水が付着しないようにする必要があります。あらかじめ袋の上側を折り返しておくと、かなり防ぐことができますが、液体や粉などは脱気中に吸い込まれて移動します。また、脱気が完了した後に、空気が部分的に残っていることもあります。そういうわけで、すべて機械任せにせず、最初にできるだけ食品を一箇所にまとめて袋から空気を追い出してからセットすることも大切です。

真空パックした生の食材を直接湯せんしたり、電子レンジで真空調理することもできます。通常ロールの耐熱温度は 100 ℃ですが、電子レンジ加熱用のバッグも販売されています。真空パックした後で 70℃前後で低温調理した鶏ハムは特にオススメです。また、アウトドアでの調理にも便利そうですね。

動作音はかなり大きいです。ついつい使うのが億劫になってしまうということはありますね。また、袋のコストや手間を考えると、しょっちゅう出したりしまったりする食品については再利用可能なジッパータイプの真空パックやキャニスターの方が便利なので、使い分けるとよいのではと思います。

食品以外にも、防水・防湿の目的で小物、書類、写真、貴重品などを密封することができます。また、銀食器を真空パックすれば、変色を防ぐことができます。ただし、とがったものを入れて脱気すると、袋に穴が開いてしまうことがあるのでご注意を。その他にも工夫次第で便利な使い方がいろいろありそうです。

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アメリカでもゴボウ茶

2013年05月08日 20:47

Gobocha_350.jpg

かなり前の話になりますが、アメリカで「食べられる野草」の野外講座に参加したことがあるんです。近所の公園に集合して、身近な場所に生えていて、しかも食べられる植物をみんなで探索するというものなんですが、先生が濃い緑色の大きな葉っぱと長い茎を持つ植物を指差して「これはゴボウ (burdock) といいまして、根っこは食べられます。」と言った後、私の方を向いて「あなたは知ってるわよね?」と。実のところ、「へえー、アメリカにも野生のゴボウが生えているのかー」とちょっとびっくり。その後も、それらしき植物を何度か見かけたことはあるけれど、さすがに掘って確かめてみる勇気はなく...

さてさて今日は、私も日本で話題になったゴボウ茶を作ってみました。作り方を検索してみると、結構手間がかかりそうな感じなんですが、ブレンダーとディハイドレーターを使ったら簡単にできちゃいました。

1. ごぼうを洗って泥を落とします。ゴボウの有効成分は皮の部分に多く含まれているため、皮は剥かず、水にもさらしません。
2. ごぼうを細かく切ります。ささがきにする場合が多いようですが、私はみじん切りにしました。たくさん作るときはフードプロセッサーやブレンダーなどを使うのが便利です。まず、繊維と直角に薄い輪切りにしてからバイタミックスにかけてさらに細かくしました。大きさに多少ばらつきがあっても問題ありません。
3. ごぼうを乾燥させます。私の場合は、ディハイドレーターを最高温度(68℃)に設定して 3 時間ほどで乾きました。
4. フライパンでよく炒ります。香ばしい匂いがしてきて、きつね色に色付いたら出来上がり。

183_BurdT.jpg

正直言って味の方はぜんぜん期待してなかったのですが、かなり美味しいです。とってもいい香りで甘みも十分あり、ゴボウ好きの人ならいくらでも飲めそうです。美味しくするポイントは炒り加減で、よく炒ることで香ばしさが増しますが、焦がしすぎると苦味が出ます。

このゴボウを粉末にしてぜーんぶ飲んでしまえば、食物繊維をまるごと摂取できるというわけで、ゴボウパウダーも作ってみました。さきほど作ったゴボウ茶をバイタミックスにかけて粉末状にするだけです。

こちらは粉っぽさがちょっと気になるのと、雑味が出てきますが、まあ美味しく飲めます。お味噌を加えるともっと飲みやすくなります。

美味しいのでたくさん作って常備しておきたいところですが、ゴボウはどこででも手に入るわけではないんですよねー。わざわざ作るのは面倒だけど、アメリカでゴボウ茶をちょっと試してみたいという人はこちらをどうぞ。

DetoxTea_150.jpg

Traditional Medicinals 社のオーガニックエブリデイデトックス (Organic Everyday Detox Lemon) です。スーパーでたまたま見つけて、外箱にアザミのような花の絵があるので何だろう?と手にとってみると、なんと主原料がゴボウではないですか!その他にネトル、タンポポの根、レモンマートルなどが配合されています。レモン系の香りがかなり優勢なのですが、味はしっかりゴボウでした。土臭さををレモン系の香りで消そうとしているという印象はありますけどね。ゴボウにはデトックス効果もあるんですね。同社から Burdock root というゴボウだけのハーブティーも出ています。また、Alvita 社の Burdock Root Tea もなかなか便利です。私はお茶として利用するのでなく、乾燥ごぼうとして使ってます。1パックずつ中身もぜーんぶ入れると、お手軽にごぼうのインスタント味噌汁が作れますよ。

AlviataBurdockTea.jpg

【栄養・効能】

ゴボウの根には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が豊富に含まれています。利尿作用や整腸作用があり、便秘の解消に役立つほか、体を温め、体内の毒素を取り除く効果があります。また、ゴボウに含まれているアルギニンは女性ホルモンの分泌を促します。その他、カリウム、リン、アスパラギン酸なども多く含まれています。

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