生のターメリックを使ってみる

2017年04月27日 02:46

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カレーの黄金色がターメリックの色だというのは知っていたけど、アメリカのスーパーマーケットでターメリックの根茎を初めて見たときは一瞬イモムシかと思っちゃいました。スライスしてみると、黄色というよりは鮮やかなオレンジ色。

Turmeric sliced

ターメリックはショウガ科ウコン属の植物です。下の写真は、夏にアメリカのファーマーズマーケットで見つけた若いターメリック。透明感があり、左下にちょこっと見えている新しょうがに似ています。

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生のターメリックには素晴らしい芳香があるんですが、独特の苦味があって食べにくいです。カレーに使うのが一番手っ取り早いですが、クミンなど他のスパイスの香りと混ざってしまい、ターメリックの存在感が薄れてしまいます。そこで、ターメリック本来の香りを存分に味わえるターメリックライスを作ってみました。

ターメリックライス

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【材料】

米: 2 合
生のターメリック: 1 かけ (約 30g)
たまねぎ: 半個
ナンプラー: 大さじ 1 ~ 2
オリーブ油またはココナッツオイル: 適量
グリーンピース: 適量
干しぶどうまたは干しクランベリー: お好みで少々

【作り方】
1. ターメリックはみじん切りか、おろし金ですりおろします。
2. たまねぎはみじん切りにします。
3. 厚手の鍋 (ルクルーゼやダッチオーブンなどがオススメ) に油を入れて熱し、たまねぎとターメリックを加えて炒めます。
4. 米を洗わずにそのまま入れ、透き通るまで炒めます。
5. 2 合分の水とナンプラー (ない場合は醤油と魚系の出汁) を入れ、蓋をして 15 分ほど炊き込みます。
6. 米が柔らかくなったら出来上がり。

グリーンピースや乾燥ベリー類は最初から入れてもいいですが、食感を残したい場合は最後に入れます。上の写真で添えてあるのは TVP という大豆タンパクで作ったドライカレー。牛ひき肉のドライカレーなんかが合いますね。どういうわけか、日本のとんかつソースをかけると美味。また、マッシュルーム、鶏肉、海老や貝類、赤ピーマンなどを一緒に炊き込んでパエリヤ風にすると豪華な一品になります。

このターメリックライスは本当に香りが良くて、ちょっとやみつきになる味なんです。粉末のターメリックでは芳香成分がかなり失われているので、生のターメリックが手に入ったときは是非作ってみてくださいね。

さて、残ったターメリックは薄くスライスして、芳香成分ができるだけ失われないようにディハイドレーター(過去記事はこちら)を低温に設定して乾燥させました。バイタミックス(過去記事はこちら)に入れて粉末状にしてみると、容器の内側がまっ黄色に。ターメリックには油脂が結構含まれているみたいです。とはいえ、なんとか無事にターメリックパウダーができました。

ターメリックには、肝機能向上、抗炎症作用、抗酸化作用、健胃など、さまざまな効能があり、関節、循環器、および免疫系の健康を維持するのに役立つと言われています。でも、しょっちゅうカレーを食べる人はともかく、日常の食事に取り入れるのはなかなか難しい。ウコン茶というのもありますが、癖があってやっぱり飲みにくい。そこで、ターメリック入りのビンを食卓の上に置いておき、味噌汁、スープ、うどん、ラーメン、スパゲッティなどを食べるときにとりあえずひと振りしてみました。実際やってみると、味噌との相性は意外と悪くないし、トマト系の料理に加えるとほとんど違和感がありません。お好み焼きやパンケーキに入れるのもいいですね。そういえば、ベトナムにはバンセオというターメリック入りのお好み焼きがあります。下の写真は、ターメリックを入れたオクラのトマトスープですが、隠し味にお味噌を少し加えています。慣れてくると、それほど抵抗なく食べられるようになりますよ。

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