Nesco ディハイドレーター 食物乾燥機
Nesco Food Dehydrator

2012年06月25日 23:18

NescoDehydrator_200.jpg

日本で人気の干し野菜は、野菜の旨みが増して美味しくなるし、栄養価も増えて一石二鳥。私も真冬に大根をひもでくくってベランダに吊るしてみたり、室内でしょうがを干したりしていますが、ここしばらくはご無沙汰してました。天日干しは数日間にわたることが多く、ちょっと油断するとカビが生えることがあります。もちろんカビや汚染物質は目に見えるものだけではないですし、虫や動物に対する対策も必要です。それに、庭やベランダに物を干す習慣がない国に住んでいる場合はちょっと違和感があったりしますよね。

このディハイドレーターを入手してからは、干し野菜やドライフルーツ作りがすごく楽になりました。スーパーマーケットに買い物に行っても、「今日は何を食べようかな」じゃなくて、「今日は何を干そうかなー」とあたりをキョロキョロ。天日干しだと、3 日ぐらいかかるものでもディハイドレーターを使えば一晩でできちゃいます。

ディハイドレーターを使うもう一つのメリットは低温 (35℃~50℃)での乾燥が可能なことです。高温や長期にわたって乾燥させると香りや風味の飛びやすいハーブ類、香味野菜、果物などを干したり、栄養素や酵素をできるだけ保った状態でたくさんの野菜や果物を摂取したいという人に向いています。

これまでに試した野菜や果物は、ネギ、きゅうり、なす、大根、トマト、ズッキーニ、かぼちゃ、パプリカ、ピーマン、キャベツ、ケール、カラードグリーン、ラディッシュ、もやし、きのこ類、しょうが、にんにく、大葉、みつば、りんご、キウイ、洋ナシ、バナナ、パイナップル、マンゴ、イチゴ、クランベリー、ブルーベリーなど。歯ごたえを楽しんだり、そのまま食べる場合は半干しにしたり、保存したい野菜はカラカラになるまでしっかり乾燥させたりといろいろですが、どれも甘みや旨みが凝縮されてとても美味しくなります。

スーパーマーケットで買うと結構なお値段のドライフルーツや野菜を使ったスナック (ケールチップスの作り方はこちらをどうぞ) が添加物一切なしで作れるのも嬉しいです。

もちろん肉類や魚類を乾燥させるのにも使えます。製品には「ジャーキーメーカー」とあって、ビーフジャーキーを作ることもできますし、ペットフードを作るのに利用している人もいるようですね。そして海外在住の方にとって一番の朗報はこれ!魚の干物が短時間で簡単に作れちゃうことです。

そのほか、パンを乾燥させて自家製パン粉を作ったり、ラスクやベーグルチップスを作ったり。また、湿気を含んでしまったクッキーやクラッカー、おせんべいなどを再び乾燥させるのにも使えます。

ペースト状のものや水分を多く含むものを乾燥させたい場合は、付属のトレイ (fruit roll sheet) を使います。アメリカには、フルーツレザー (fruit leather) といって「のし梅」みたいにフルーツのペーストをシート状にしたお菓子があるんですね。それに、ララバー (larabar) みたいなフルーツとナッツだけを使った、油・砂糖不使用のエナジーバーも作れそう。

Nesco のディハイドレーターは、他社のものと比べてアメリカでは非常に手に入れやすいお値段です。私の持っているのは 500 W ですが、もっとパワフルな 700 W、1000 W のモデルもあります。付属しているトレイの数はモデルによって違いますが、トレイだけを追加購入することもできます。

温度は、ダイヤルを回して 35℃ ~ 68℃に設定できます。41℃、46℃、58℃のところにそれぞれ目盛りがあり、目安として肉や魚は 68℃、野菜は 58℃、ナッツは41℃、ハーブ類は 35℃となっています。でも、私は後で加熱調理する食材や、すでに火を通してある食材を乾燥させる場合はだいたい 58℃に、加熱せずにそのまま食べたい野菜や果物の場合は、酵素や栄養素をできるだけ保つために、46℃または 41℃にだいたい設定しています。ちなみに、食材を極力生で摂取するローフードダイエットでは、酵素が破壊されないとされている 48℃以下の温度で加熱調理してもよいことになっています。

作動中は同じ部屋にいると確かに音が気になります。空気清浄機とか昔のふる~いクーラーの音ぐらいですかね。慣れると平気になりますが、夜中に使う場合は寝室から離れたところに置いた方が良さそうです。時間は 4 時間 ~ 8 時間ぐらいかかることが多いので (設定温度、食品の種類や水分の含有量、干し具合によって異なります)、電気代がある程度かかりますし、置き場所もとります。一番不便だと思うのは、オン/オフスイッチがないこと (上位機種にはあるようですが)。実際、途中で蓋を開けて様子を見るときにいちいちコンセントを外したくはないけど、ちょっとオフにしたいと思うときがよくあります。コードも短いです。そういうわけで、私はオン/オフスイッチ付きの延長コードにつないで使っています。この機種にはタイマーも付いていません。また、上段と下段、内側と外側では乾燥の程度が若干違いますけれど、さほど気にはなりません。たいていは水分を多く含んでいるものを下のトレイにのせますが、同じ食品でも大きさがまちまちだったり、いろいろな種類の食品を入れて乾燥させることが多いので、いずれにしても様子を見ながら微調整します。

完全に乾いたと思っていても、時間が経つと湿気を含んでしまうことがよくあります。長期にわたって保存したいときは、数回ディハイドレーターにかけて完全に乾燥させ、乾燥剤を入れて保存します。水分がかなり残っているものを常温で保存すると、そのうちカビが生えてきますので、できるだけ冷蔵庫で保存します。

実は、ディハイドレーターを入手する前は、時間も結構かかるのにみんなよくやるなーと思ってました。ただ乾燥させるだけだったら電子レンジやオーブンでもできますからね。でも、低温でじっくり乾燥させることで、風味や香りをできるだけ保ち、栄養素の損失を最小限に抑え、生きた酵素をそのまま保つことができます。また、食材によっては冷凍保存より乾燥保存の方が風味や食感を保てる場合もあります。そういうわけで、これから保存食の作成にますます拍車がかかりそう...じゃなくて食生活の幅がさらに広がるかなー、という感じです。

食材別のヒントについては、「ディハイドレーターで手作りドライフルーツ」、「ディハイドレーターで干し野菜」、「ディハイドレーターで魚の干物」の記事を見てくださいね。

関連商品を見る
JP_FS.gif    amazon.co.jp   楽天
US_FS.gif    amazon.com   eBay
UK_FS.gif    amazon.co.uk   eBay
DE_FS.gif    amazon.de   eBay
FR_FS.gif    eBay

にほんブログ村 料理ブログ 調理器具へ
にほんブログ村


最新記事