生ハチミツで免疫力アップ!

2012年02月22日 22:05

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今年も風邪やインフルエンザに続いて花粉症に悩まされる季節がやってきましたね。私は普段から免疫力を高めるために、生ハチミツ (raw honey) を食生活の一部に取り入れるようにしています。もともとハチミツは総合ビタミン剤に匹敵するぐらい多くのビタミンやミネラルを含む栄養価の高い食品ですが、加熱処理されていない生のハチミツを利用すれば、これらに加えてハチミツが本来持っている生きた酵素を体に取り入れることができるんです。生ハチミツには、さまざまな消化酵素のほか、グルコースオキシダーゼなど抗菌・抗ウィルス、抗炎症作用のある酵素が多く含まれています。これらの酵素は口内炎、虫歯、歯周病、喉の炎症などに効果があるだけでなく、風邪やインフルエンザの予防に役立つということです。

また、住んでいる地域で採取された生ハチミツは、その地域に咲いている花の花粉を含んでいるため、花粉症などのアレルギーに効果があるとも言われています。私の家の近所にも養蜂ファームが数件ありますし、野菜の直売所などで手書きのラベルが貼られたハチミツの瓶を見かけたら、試しに買ってみるのも楽しいものです。ただし、加熱処理されていない生ハチミツには食中毒の原因となる菌が含まれている可能性や、アレルギー体質の方がアナフィラキシー反応を引き起こす危険性もあるそうですので一応注意が必要です。

近年話題のマヌカハニー (manuka honey) は、ニュージーランドに自生するマヌカ(ギョリュウバイ、ティーツリー)の花の蜜から採取されたハチミツで、メチルグリオキサールという抗菌成分を多く含んでおり、胃炎や胃潰瘍などの原因と言われているピロリ菌、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの有害細菌に対する効果が証明されています。マヌカハニーは UMF や GMO など抗菌活性力の強さを表す数値によってグレードが付けられており、グレードによって価格もかなり違います。ティーツリーのエッセンシャルオイルは消毒薬のような匂いがしますけど、マヌカハニーの香りはそれよりはるかにマイルドで、清涼感のあるハチミツです。

一般に、生ハチミツはクリーム状または結晶化したものが多く、蜂の巣、蜜ろう、花粉、プロポリス (propolis) なども含まれています。下の写真は、左から YS Organic Bee Farms のそばハチミツ (Raw Buckwheat Honey)、生ハチミツ (Raw Honey)、マヌカハニー (Raw Manuka Honey (Active 15+) ) で、ずいぶんと色に違いがあるのがわかると思います。色の濃いハチミツほど抗酸化成分を多く含んでいるということです。写真中央の生ハチミツはほとんど癖がなく、非常に食べやすいハチミツです。そばハチミツは独特の匂いがあるので苦手な人も多いと思いますが、私はもっぱら外用薬またはスキンケアに利用しています。

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生ハチミツは、酵素や栄養素を壊さないためにもそのまま食べるのが一番です。トースト、パンケーキ、クラッカー、シリアルのほか、ヨーグルトやチーズ、フルーツなどに添えてもいいでしょう。室温で保管するとパンに塗れるぐらい柔らかくなりますが、どうしても溶かしたいときは 40℃ぐらいで湯煎します。体温と同じぐらいの温度になると液状になりますが、45℃を超えると酵素や栄養素が壊れたり、変質することがあるそうです。マヌカハニーの場合は熱を加えても抗菌性に影響しないとのことですが、できるだけそのままの形で摂取するのがいいみたいです。

生ハチミツは自然に発酵が進みますので、賞味期限は普通のハチミツよりも短くて 2 年ほどだそうです。温度が高いと発酵の進み具合も早くなります。長期保存する場合は冷暗所に保管しますが、結晶化することもあります。

ハチミツは、やけどや切り傷、皮膚病などの外用薬としても古くから使われています。私はときどきハチミツ湿布をするのですが、朝起きて湿布を剥がすと、気になる部分がすっきりとして気持ちがよいです。ただ、ハチミツは体温で溶けて流れますので、衣服などにハチミツがついてべたべたにならないように工夫する必要がありますけどね。ハチミツには高い保湿効果があるので、皮膚に潤いを与え、肌の状態を整える働きもあります。アメリカでは蜜ろうなどを使ったバーツビーズ (Burt's Bees) のスキンケア製品が入手しやすいので、私もリップバーム (Burt's Bees Honey Lip Balm Tube) などを愛用してますが、食用の生ハチミツをマッサージに使ったり、お風呂に入れたり、化粧水に少量加えるという方法もあります。

【栄養・効能】

ビタミン B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミン B6、葉酸、ビタミン C、ビオチン、コリンなどのビタミン類、カルシウム、鉄、銅、カリウム、ナトリウム、リン、マンガン、セレン、亜鉛、ケイ素、マグネシウムなどのミネラル類、グルコースオキシダーゼ、α-グルコシダーゼ、アミラーゼ、ジアスターゼ、カタラーゼ、ホスファターゼなどの酵素、各種アミノ酸、抗酸化物質のポリフェノールなどが含まれています。有機酸のグルコン酸は腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えます。ハチミツに含まれている糖質は主にブドウ糖と果糖で、砂糖(ショ糖)と異なり短時間で体内に吸収されます。また、腸内の善玉菌を増やし、便秘や下痢を改善するオリゴ糖も含まれています。なお、ハチミツは 1 歳未満の乳児には与えないようにしてください。

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ハバードスクワッシュ
Hubbard squash

2011年10月15日 23:24

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今年もハロウィンが近づいてきて、ファームスタンドやスーパーマーケットには色とりどりのかぼちゃが勢揃い。

その中でもとりわけ大きいのがこれ、ハバードスクワッシュ (hubbard squash) です。写真は灰緑色のブルーハバードスクワッシュですが、そのほかにグリーン、そしてオレンジ色をしたゴールデンがあります。小さいものもあるそうですが、50 cm以上もある巨大なものをよく見かけます。そういうわけでお店では切り売りされていることが多いです。

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見た目はゴツゴツしてますが、実際にさわってみると意外とスムーズな感触なんです。皮は比較的柔らかいので、よく切れるピーラーであれば簡単に剥けます。加熱してみると、外側の緑色と中の黄色がはっきりと二層に分かれていてなかなかきれいです。

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さて、お味の方ですが、水分が多くて甘みは少ないです。一番よく見かけるオレンジ色のシュガーパンプキン (過去記事はこちら) に比べると、少々でんぷん質ではありますけどね。小さいものの方が美味しいかもしれません。ポタージュのベース、スープや味噌汁の具、かぼちゃサラダなどに。

アメリカでよく見かけるその他のかぼちゃについてはこちらをご覧ください。

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アメリカで便利な梅酢 Eden Foods Ume Plum Vinegar

2011年08月05日 22:03

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梅酢なんてかなりマニアックな製品がアメリカのスーパーマーケットに置いてあるのもちょっと不思議な気がしますが... この赤梅酢、私はかなりお世話になってます。

Eden Foods 社はマクロビオティック製品を扱っているメーカーで、原材料に添加物などが入っていないので安心して使えます。この赤梅酢も原料は梅、紫蘇、海塩のみ。296 ml の大瓶と148 ml の小瓶の二種類があります。Whole Foods Market や一般のスーパーマーケットの健康食品コーナーで入手でき、お値段が 5 ドル以下と手頃なのも嬉しいです。

でもアメリカ人はこの塩っ辛い梅酢をどう使うんでしょうか。商品の説明を読むと、「調理済みの野菜や蒸した野菜にまぶしたり、サラダドレッシングやディップソースに加える」とあります。ふーむ、梅酢のディップソースねえ。海外では梅干そのものが貴重なことも多いので、梅風味の和え物を作ったりするときはこの梅酢で代用できる場合もありますね。ただし、「酢」とはいっても、梅干の副産物としてできる梅酢と同じように原料にお酢は含まれていませんので、酢の物やドレッシングにする場合は酢を加える必要があるかもしれません。また、塩分量も相当ありますので、かなり薄めて使うことになります。

さて、私はというとこの梅酢を使って紅しょうがを作ったり、ラディッシュ (作り方はこちらをどうぞ)、大根、きゅうり、カリフラワー、いんげん、キャベツ、玉ねぎ、にんにくなどさまざまな野菜を漬けています。漬け汁の濃さは野菜の種類によって変えています。ひじきや切干大根を梅酢で煮るのもさっぱりして美味しいです。あと、マクロビオティックでは玄米で寿司飯を作るときにもよく使いますね。

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しょうがの保存法

2011年06月10日 17:39

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体を温め、免疫力を高める作用のあるしょうがは一年を通じて頻繁に活用したいもの。量り売りで売っていることが多いので、いつも必要な分だけ買えますが、たくさん買ってしまったときは、新鮮なうちに用途に合わせて保存しましょう。

● 冷凍する

新鮮なしょうがを切らしてしまったときや、手に入りにくい時期などにとても重宝します。すりおろししょうがが欲しいとき、炒め物用、臭み取り用、煮付け用など、あらゆる用途に使えます。皮を剥いて水気をよく拭き取り、1回に使う分量に切り分けます。大量のしょうがの皮を剥くのは一苦労ですが、包丁よりも、スプーンを使うと薄くきれいに剥けるので無駄がありません。スプーンの窪みの部分に親指、背の部分に人差し指を押し当て、手前側に向かってしょうがの表面をこそげ落とすようにします。

私は皮付き、皮なしを含め、さまざまなサイズに切っておいて、使うときに用途に合わせて適当なものを選びます。そのままジップロックに入れて冷凍庫へ。すりおろししょうがが欲しいときは、半分冷凍状態のままおろし金ですりおろして使います。完全に解凍されてしまうと、すりおろしにくくなるので注意。おろし金は、プラスチック製やセラミック製のものよりも、ほとんど力を入れずに繊維を断ち切ることのできるゼスターグレーターがお勧めです。

● スライスして乾燥させる

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しょうがの皮には多くの薬効が含まれていますので、皮は剥きません。薄くスライスして天日に数日干すか、ディハイドレーターで乾燥させます。煮物に入れたり、ポットに紅茶としょうがを数枚入れてしょうが紅茶にします。また、スライスしたしょうがを蒸してから乾燥させると、さらに温め効果がアップするということです。

● 乾燥させたものをパウダー状にする

スライスして乾燥させたしょうがをブレンダーやミルサーを使って粉末状にします(バイタミックスバーミックスのスーパーグラインダーなどが便利です)。

しょうがパウダーは煮物や炒めもの、しょうが湯やしょうが紅茶のほか、味噌汁やサラダドレッシングに加えたり、スムージーに入れたりします。ほんの少量だけ使いたいときや、すりおろす時間がないときなど、上からぱっぱっと振り掛けるだけなのでとっても便利。

● 保存食を作る

新しょうがや繊維の硬くなさそうなしょうがが手に入ったときは、着色料を使わない紅しょうが(しょうがの赤梅酢漬け)、佃煮、味噌漬けなどを作っておきましょう。しょうがの佃煮のレシピはこちらです。

【栄養・効能】
体を温め、発汗を促すほか、血中のコレステロールを減らして血管の硬化を防ぎます。しょうがの主な薬効成分は、辛味成分であるジンゲロールとショウガオールです。ジンゲロールは生のしょうがに多く含まれていて、強い殺菌作用と抗酸化作用があります。また、ショウガオールはしょうがを加熱または乾燥すると増えることが知られており、体を内部から温める作用があります。

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ぴりっと辛いアップランドクレス
Upland cress

2011年04月01日 07:42

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最近スーパーマーケットで見つけたお気に入り野菜、アップランドクレス (ランドクレス、ガーデンクレス) を紹介します。

瑞々しいグリーンが目にとまり、思わず手に取りました。ぴりっとした辛味がやみつきになりそうなお野菜です。クレソン (Water cress) は時間が経つと苦味が強くなりますが、こちらは苦味が少なく、すっきりとした味わいです。サラダにたっぷり加えると辛味が効いて美味しいですし、サンドイッチにはさんでもいいですね。海外では手に入りにくいカイワレ大根の代わりとして刺身のツマや薬味にも使えそうです。

根っこがついているので、冷蔵庫で保存せずに水に挿しておいてもしばらくの間は持ちます。毎日水を取り替えてあげましょう。クレソン (Water cress) は水生植物ですが、こちらは陸生植物ということなので、是非庭でも育ててみたくなりました。

このお野菜はアブラナ科オランダガラシ属で、Winter Cress または Creasy Greens とも呼ばれています。写真のものは丸っこい葉っぱをしていますが、ギザギザのものもあるようです。

【栄養・効能】
民間療法では外傷の治療に使われたそうです。ビタミン C、ビタミン A、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。


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